結果から言うと、「夜型でも生活に支障がなければ問題ない」です。
私の夜型生活
実は私、20代は完全なる夜型生活をおくっていました。
始まりは大学生の時です。
初めての一人暮らしで、好き勝手に生活していたら、いつの間にか夜型生活になっていたんです。
それから大学を卒業して結婚してからも夫婦で夜型生活をしていました。
私も夫も自営業だったので時間の縛りがなかったんです。
周りの目は冷たかったですね...起きてくるの昼過ぎですもん。
皆と時間が合いません。
母には早寝早起きを厳しく言われた
特に母にはかなりきつく注意されました。
「いい大人が昼過ぎに起きて夜中に仕事しているなんておかしい!」と。
確かに一般的な家庭とは生活時間が違うけれど、特に問題ないんじゃないかなーと私は思っていました。
そんな母の考えを変えたタイ旅行
ある時、母が友達とタイに旅行に行ったんです。
そして帰ってきてこう言いました。
「タイの人はみんな夜型だった...!」と。
タイは気温が高いので、日中は寝て過ごし、夜になると活動的になるそうなんです。
夜店がたくさん並び色々な食べ物をテイクアウトしていくのよ〜と。
そして母は「ヒツジちゃん達の生活おかしいと思っていたけれど、タイの人と同じなのね」と。
母の世界観は大きく変わったようでした。
しかし私たち夫婦が昼型になる時がきた!
子どもができて、保育園に通うようになって、夜型生活から昼型生活に自動的に変更になりました。
最初は不安だったのですが、意外と朝起きるのもいいね、と私たちはあっさり昼型に移行しました。
今では子ども達と一緒に夜は早く寝ています。
夜型が不健康なわけではない
一般的に夜型生活の人より早寝早起きの人の方が健康的とみられますが、
睡眠時間には個人差があるのでいちがいにそうとは言えないのです。
個人によって自然に寝起きしやすい時間帯は違い、体内時計は最大で7時間のずれがあると言われています。
朝型夜型の睡眠体質は遺伝的な影響と加齢の影響で決まり、体質を変えるのはとても難しいんです。
私たち夫婦のように「子どもができてから早寝早起きに変わった」というタイプは「真の夜型」ではないのです。
私たちは仕事のために夜型生活が固定してしまっただけなのです。
真の夜型とは
そんな私たちとは違い、「真の夜型」体質の人は遺伝なので、いくら頑張っても朝型体質に変えることはできません。
成人の3割程度が強い夜型だという調査結果が出ています。
なので、夜型が不健康ということではなく、個性の一つなのです。
とは言え、私も体験しましたが夜型では不便なことがたくさん出てきます。
お店がすぐ閉まってしまう、周りの人間と生活時間が合わない、
そもそも会社に就職するとなると営業時間内に働かなければならないので就職できませんよね。
そういう人は、体内時計を調整して朝型の生活に変更する方法もあります。
朝型の生活にする方法
これはまず「早起き」をして太陽の光を浴びることを意識するというもので、
3週間くらいかけてじっくり朝型の生活に体を慣れさせていく方法です。
最初はつらいですが、少しずつ慣れてくるので3週間を目安に取り組んでください。
サポートとして睡眠サプリを活用するのも効果的です。
自分が朝型なのか、夜型なのかは国立精神・神経医療研究センターの「睡眠医療プラットホーム」で調べることができます。
よかったらチェックしてみてください。