睡眠効率とは
睡眠効率とは、ベッドや布団などの寝床に入って横になっている時間に対して、実際の睡眠時間の割合を表す数値です。
睡眠効率は、どれだけ効率の良い睡眠がとれているかを確認する目安となります。
睡眠効率の計算方法
睡眠効率は次のように計算して出すことができます。
②最終的に寝床を出た時間
③睡眠時間(眠っていたはずの時間)
④ ①~②までの寝床にいた時間
⑤ ③÷④×100=何%ですか?
睡眠時間(眠っていたはずの時間)は、自分の体感で、「何時間寝たな」と思った時間です。
寝床にいた時間は、実際に横になっていた時間です。
この睡眠効率の計算は、睡眠薬や睡眠サプリの効果を知る方法としても使えます。
普段の睡眠効率と薬やサプリを飲んだ日の効率を数値で表すと、どのくらい効果が出ているのか知ることができます。
睡眠アプリを使って計測
途中で目が覚めてしまったり、いつ眠りに入ったか分からなくて計算ができない、という方には睡眠アプリを使うと良いですよ。
寝ている時にスマホを枕元に置いておくだけで、睡眠効率だけでなく眠りの深さまで計測してくれます。
スマホのゆれやかたむきから体のゆれを検知して睡眠効率を計測する仕組みです。
iPhoneユーザーの場合は「Sleep Meister(スリープマイスター)」
Androidユーザーの方には、「熟睡アラーム」がおすすめです。
睡眠効率の平均値
一般的に睡眠効率が85%以上あるなら、効率よく睡眠が取れているとされます。
入眠障害や中途覚醒がある場合は、寝床に入っている時間より実際に寝ている時間の方が少ないので睡眠効率が悪くなります。
また、一般的に睡眠効率は加齢と共に低下する傾向があります。
年をとるとどうしても睡眠は短くなってしまうものです。
これはある程度は仕方なく、年齢的なものが原因な場合は、ぐっすり眠れているか「睡眠の質」に重点をおくと良いです。
それでは自分の睡眠効率を知って、理想値(85%以上)になるよう気をつけてみましょう。
質の良い睡眠を取ることで毎日の生活が過ごしやすくなりますよ♪
平均値より低い場合
もし平均値を下回るような場合は、不眠を改善するコツなどを参考に睡眠効率を上げていきましょう。
日常に支障が出ている場合は病院で診察を受けることをおすすめします。