入眠障害とは
入眠障害は寝ようとしても目が冴えてしまってなかなか眠りにつけない状態の事を言います。
眠れないとイライラしてさらに眠れないといった悪循環が生まれてしまいます。
その悪循環を断ち切るための対策はどのようにすれば良いのでしょうか。
入眠障害の改善方法
まず睡眠前の行動を改めるようにする事が大切です。
テレビ・パソコンを控える
テレビを見たり、パソコンやゲームをしていたりすると交感神経が活発な状態になっていますので脳は興奮している状態になります。
人間の睡眠のサイクルは副交感神経が活発となり脳も含めて身体全体を落ち着かせてあげないといけないので、できるだけ眠る前は交感神経を抑えるようにする事が大事です。
なので、寝ようとする数時間前はテレビやパソコンやゲームといったものは控えるようにすれば眠りにつきやすくなるでしょう。
リラックスできる環境作り
また寝る前に照明をできるだけ暗くして身体に刺激を与えないようにしてください。
テレビやパソコンと同じように目や耳等に刺激を与えると交感神経が活発になりますから出来るだけ落ち着ける環境を作ってみてください。
アロマを炊いてリラックス空間を作る等も効果的な方法と言えます。
お風呂で血行を良くする
次に交感神経を抑えるのではなく副交感神経を活発にさせる事も入眠障害を起こさないための対策となります。
よく身体が温まると眠たくなるというものがありますが、それは身体がリラックス状態になっているからです。
特にお風呂は効果的な方法となりまして、ゆっくりとお風呂に入って身体を温めて入浴後もストレッチ等して血行を良くする事で寝やすくなります。
飲み物で体を温める
お風呂と同じような方法として、温かい飲み物を飲むのも効果的です。
心身共にリラックスな状態になり寝つきやすくなります。
ただ、コーヒー等は覚醒効果があるので逆効果です。
お酒も利尿作用があるので注意しなければなりません。
日本人の多くは入眠障害に悩まされていると言われており、慢性的に続くと生活にも支障がでるので、まずは生活リズムや環境を見直すことから始めましょう。