ロイシンとは
ロイシンには肝機能を高めたり、筋肉を作り出す働きがありますが、睡眠にも効果的な栄養素として知っておきたい成分です。
睡眠に必要な栄養素アミノ酸
睡眠に重要な栄養素として、必須アミノ酸があります。
必須アミノ酸にはトリプトファンとフェニルアラニンという物質が含まれているのがポイントで、正常な眠りを得るためには大切な役割を果たします。
ロイシンはこの必須アミノ酸の一種です。
他にも様々な種類が存在しますが、必須アミノ酸は体内で合成することができず、食べ物から摂取しなければならない栄養素です。
なので、ロイシンを含んだ食品を積極的に摂取することは、良質な睡眠を得ることにも繋がる結果になります。
ロイシンなどの必須アミノ酸に含まれるトリプトファンは、セロトニンを生成するのに必要な存在です。
セロトニンを使って分泌されるのがメラトニンであり、このメラトニンの分泌が不足していると、眠りにつきにくくなる問題が発生します。
フェニルアラニンはドーパミンを作り出す物質に必要な存在です。
ドーパミンが不足してしまうと、睡眠障害や精神障害のリスクが高まる危険があり、眠りを妨げてしまうのが厄介です。
睡眠の質を上げるための摂取量
睡眠の質を上げるにはトリプトファンとフェニルアラニンの不足を予防したり解消するのが効果的です。
なので、必須アミノ酸のロイシンを必要な分だけ摂取することが重要だといえるでしょう。
推奨されている1日の摂取量は、50kgの体重であれば1950mgです。
この量を摂取する場合、鰹のお刺身を7切れ程度食べれば補えます。
しかし、鰹には旬があったり、個体差が見られますから、必ずしも7切れ食べていれば1日の摂取量を補えるとは限りません。
毎日お刺身を食べ続けるのも無理がありますよね。
必要な量を摂取するなら、ロイシン入りの睡眠向けのサプリメントを活用することをおすすめします
ロイシンだけでなく、他の必須アミノ酸が含まれたサプリメントであれば、相乗効果で睡眠の質を高めることができます。