日本人の睡眠時間はここ数年でどんどん短くなっています。
50年前と比べると平均睡眠時間は1時間近く短くなっているそうです。
それに反比例して睡眠薬を飲んでいる人の数は増加傾向にあります。
これは昔より日々のストレスや労働時間が増大していることが理由と言われています。
不眠症に悩む人が2人に1人とも。
日本人の平均睡眠時間は何時間?
日本人の平均睡眠時間は下記の通りです。
全年齢 | 7時間42分 |
女性 | 7時間36分 |
男性 | 7時間49分 |
これは全年齢の平均睡眠時間なので、働き盛りの20代〜50代位を対象にすると日本人の睡眠時間は6時間足らずという人も少なくなく、これは世界の中でもトップの短さです。
また、睡眠時間が最も短いのは50代の女性でした。(NHK放送文化研究所より)
これは更年期障害と関係があるのではないかとも考えられています。
理想の睡眠時間とは
良質な睡眠をとるのためには、自分にとって理想の睡眠時間を確保することが重要です。
質のよい睡眠は2~3時間ではとても足りないでしょう。
毎日の活動がハードな人ほど、より多くの睡眠時間が必要となります。
睡眠は日中の疲れとストレスを癒す目的もあるので、睡眠不足には注意しましょう。
適切な睡眠時間は8時間程度と言われていますが、人によってある程度の違いがあります。
「自分は毎日睡眠がとれている」と思っている人でも、実は良質な睡眠ができていない「隠れ不眠」というものがあります。
隠れ不眠を判断するには
本当に自分がしっかりと睡眠できているのかを知るには、下記の2つをチェックしてみてください。
朝に弱い
朝目覚めたときにスッキリを快適に起きられるなら、十分な睡眠を確保できていると考えていいでしょう。
朝に弱いという人は、実は睡眠時間が不足しているケースが多いのです。
日中に眠くなる
日中に眠くなる方も睡眠不足の可能性が高いです。
お昼休みの後などに少し眠気を感じるくらいなら問題ないですが、ついウトウト眠ってしまった・・・なんてうっかり寝がある場合は用注意です。
理想の睡眠時間を知ることが大事
例えば7時間睡眠でも朝の目覚めが悪い、日中に眠くなるという方は、睡眠時間を7時間30分などと少し増やしてみるといいでしょう。
たった30分と思われるでしょうが、この30分は自分が思っているよりも大きなものです。
人間は起きているだけでも体力を消耗し、活動時間が長くなるほど睡眠不足に陥りやすいのです。
早めに眠る習慣を身につけることは、疲労回復力を高めることでもあります。
また、朝起きた時に疲労感が残っているようなら、もう少し早く眠るように心がけましょう。
就寝時刻が遅くなるほど、覚醒作用によって目が冴えてしまうものです。
翌日の2時、3時まで眠れないと、焦って余計に眠られなくなります。
そのまま眠って寝過ごしたら困るなどと考えてしまうことで、心身ともにリラックスできなくなり、寝つきが悪くなってしまうわけです。
睡眠不足が及ぼす害
睡眠不足は代謝力・免疫力の低下につながり、非常に健康に良くないです。
健康維持のためには良質かつ適切な睡眠時間を確保する必要があります。
睡眠不足が招く症状
- 肥満
- 精神疾患
- 成人病
- 薄毛
- ED
- 不妊症
健康のためには睡眠の質・時間から改善していく必要があるでしょう。
朝にスッキリと起きられるように、就寝時刻と睡眠時間を上手く調整していきましょう。
睡眠サプリのサポートで良質な睡眠を確保することも1つの解決方法ですよ♪